ハワイ島 緑に包まれたアロハな日々

キラキラと降り注ぐ光、海からの風、茂る緑に、歌う鳥たち。楽園ハワイ島で田舎暮らしをしながら、体験したこと、思ったこと、考えたこと・・・・ みなさんとシェアできれば幸せです☆

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


前回に続いてエサレンレポート☆

木曜日の朝のクラス。
ベートーヴェンの第4交響曲。
誰の指揮でどの楽団だったかは忘れてしまったけれども、
このレコーディングがどのように行われたか、その場を
感じられる臨場感とともに説明がある。

音楽に合わせて学んで来た型を復習し、みんなのエネルギーが
動き始めたのを感じると、再び音楽が流れ、太極拳で体に
エネルギーが流れている状態を使って、音楽を体で感じ、
自分が「音楽になる」時間を与えられた。

Huxley.jpg
<写真右側の建物がクラスルームのHuxley
Brave New Worldを書いた作家、Aldous Huxleyから>

どんな話の巡り合わせか、覚えていないけれども、
ちょうどその前に、日本と中国の話になり、日本とアメリカの
話になり、アメリカが第2次大戦中に日本に原爆を2回も
投下した話になる。日本人がいかにこの過去を非核、非軍備に
結びつけたかという話も出てくる。

私の心は、高校3年の時に戻っている。ハワイに留学すると
決め、出発が近づいたある日。おばあちゃんに、決意を話した。
おばあちゃんは夫を硫黄島で亡くし、6人の子供を育てた。
アメリカへ孫を送ることをどう思うのか。
おばちゃんが悲しまないことを望む気持ちがあった。

「行きなさい。しっかり学んで来なさい」
おばあちゃんの心には迷いがないことが伝わって来た。
どれだけの人が、傷つき、家族を亡くし、悲しみ、
やり場のない怒り、苦しみを抱えて生きて来ただろう? 

母から戦争の話を聞いて育ってはいない私にも、
じんわりと染み入るようにしみ込んでいた悲しみが、
驚くほど積もっていたことに気付いたのは、音楽が体にしみ込み、
いままで感じたことがないほどに、音楽が体を動かしている!と、
感じた時。

ふんわりと涙がこぼれてきた。喜びの涙ではない。
じんわりとした悲しみ、そしてその悲しみが、ふわりと
旅立って行く涙だった。

Sunrize_1.jpg
<海の気配がほんとに近い。海を感じながら書いてました>

と、書きながら、ふと空を見上げると、目の前の雲に
虹がかかっている。スポットの虹だけれども、エサレンで
見る初めての虹だった。そして、まわりの人達に虹だよ!
という暇もなく、ふわりと他の雲が虹を隠していった。
(そうです!この記事はまだエサレンにいる間に
感覚を忘れないために急いで書いたものです 笑)

涙とともに、何か体の中の固いものが、溶けて行った
ようだった。体が、そして心が軽く、柔らかく、そして
流れるような感覚が強くなっているのを感じる。

そうだった、この流れる感じを自分の中にもっと感じたくて、
このワークショップに惹かれたのだったと思い出す。

taiji-class_2.jpg

易の話が始る。
「易」は、日と月が組合わさった漢字。
日と月は何を表すか。

時間の移ろい、光の変化、夜と昼。。。
易は、変化、そして変容を表す、とマスター。

みんなで立ち上がって、陽と陰を自分の体を動かすことで
体験する。「エネルギーが充満してはち切れそうになる、
このままだと、はち切れる。これが、陽が満ちている状態。
ここから、どうするか?ぽんと開く。これが陰。」

そこから、話は、易のバグワの説明へ。
バグワをご存じない方は、上の写真で、易のまわりに、
線で表されている曼荼羅のようなものがバグワです。

これを一人一人が体感する。

3本の線が表すもの。
一番上が、天/空/意識/ハイヤーセルフ、などなど。
真ん中は、心/感情/人間であることなどなど。
そして、下が、大地/私たちのロウワーセルフなど。

どれも大切で、どれも、陽、陰、さまざまな状態を経験できる。
全部が陽だとバランスが悪いし、全部が陰でもまたバランスが
悪い。それぞれ、陰、陽、移り変わる状態を体現できる。
私たちもそれによって、バランスがよくなる。

いままで、わけがわからないと思っていた、易の深い意味、
そして3本の線、それぞれが何で、私とどう関わっているのかが、
体を通るエネルギーを通して体験できた。


朝のクラスの最後は、陰陽のシンボルと人生の旅について。
今の私にぴったりな話だった。

taiji-class_3.jpg

これが、ご存知、陰陽のシンボル。

易を理解する過程で、陰と陽が必要なことを学んだ。

このシンボルが、表す「人生の旅」とは。
人生が陰と陽が出会うシンボルの下から始まり、
成長とともにどんどんと陽のエネルギーで頂点に向かって
登って行く。キャリアの成功、経済的な成功、そして頂点に。
頂点に立つと、そこに立っていることからくる、下り坂の
恐怖や年を取ることへの恐怖で、「下り坂」な人生を送る人が多い。

陰陽のシンボルが、教えてくれるもう一つの生き方は、
頂点から坂を転がり落ちるという生き方だけでなく、
陰と陽が出会うそのライン(シンボルの真ん中の曲線)を
伝って、内面の旅に入って行くことができることを
教えているというレッスン。

陰陽の間のラインを伝わりながら、陽の時代に取りこぼした
ものを拾い上げ、スタート地点に戻る頃には、陰の大切さをも
体感していて、今度は陰の外のラインに従いながら、頂点に
向かってどんどんと内面の旅を続けて行く。頂点まで
戻って来たら、次の世界に進む準備ができている、
というストーリー。

taiji-class_1.jpg

今朝のこのレッスンは、昨夜に「種」として与えられた
レッスンの発展版でもある。

昨夜は、太極拳の最初の「円」を学んだ。
動きの説明/ストーリーとしては、
エネルギーを動かす、敷居をまたぐ、自分の中心を感じる、目の前の扉を開く、
新たな世界の中に入る、そこで手に入れた力を体感する、自分の中心を感じ、
次の敷居をまたぎ、次の扉を開く、また新たな世界の中に入り、力を手に入れ、
それを体感できたら、再び、次の敷居をまたぎ、3つめの扉を開いて中に入る。

自分の「聖杯」を手に入れて、それを自分のものにする、来た方向に、
一歩戻り、もう一歩戻り、そして、大きくもう一歩。
そうしたら、自分の力となったものを、今度は
還元するために、「聖杯」を手に入れた場所に戻る、
という一連の動き。

実際にどんな動きをしているのかは、見ないとわからないと
思うけれども、型を理解するストーリーはこんな感じ。

taiji-class_4.jpg

これをみんなで円になって中心に向かって行った。
敷居をまたいで、前に進んで行くので、3つ目の扉を開けて、
聖杯を手に入れる頃には、環は小さくなって、みんなが中心で
ぶつかり合う。その集まったエネルギーはすごくて、
円の中心から外に向かって爆発しそうな感じだった。

この型のストーリーや比喩は、神話がもつ「型」を私たちに
理解させてくれたジョセフキャンベルが、私たちにもたらした、
知恵に基づいている。(マスターは何年もエサレンでジョセフキャンベルと
一緒にワークショップを行っていた)

人生は、神話などで描かれている英雄の旅と同じ。
自分自身の持つ力を自分のものにするために外の世界、
そして中の世界へと旅をして、力を手に入れる。
(「聖杯」の伝説は、自分自身の聖なるパワーを手に入れるための旅、
と理解することが出来る)力を手に入れて自分のものとしたら、
それを今度は、世界やコミュニティーなどに還元する旅が、始る。

人生は、この大きな旅、そしてたくさんの小さな旅の集大成
と、理解することが出来る。

taiji-class_6.jpg


太極拳のクラスは、ひとつずつの授業が、一つの旅の
ようだった。新たな自分と向かい合う旅、新たな知恵を
得る旅、今までの自分を乗り越えて手に入れた力を使う
旅、いろいろな旅が、5日間のクラス、ひとつずつに
用意されていた。

そして、ワークショップの最後には、ぐるりと環を回って、
もとの立ち位置に、新たな自分が、次の旅の準備ができて
立っているのを、発見した。

Sunset_2.jpg



素晴らしいリーダーのもとで、さまざまなバックグラウンドを
もつ仲間たちと一緒に、美しくリラックスできる場で、
学ぶ幸せ。

エサレンは、いつも大きな喜びと幸せ、そして変化を
もたらしてくれる。

Taiji-sunset_2.jpg

マスターと私が書いて来た今回のリーダー、Chungliangは、毎年、
2回、エサレンで教えています。

面白そう!と興味の湧いた方は、ぜひ、エサレンの
ウェブサイトをチェックしてみてくださいね。
Esalen http://www.esalen.org

これでエサレンレポートは終了!

最後まで読んでくださって、ありがとう☆
Mahalo nui loa!
keiko

PS1: エサレンマッサージの体験やエサレンの自然、そして
美味しいランチの話などは、「ハワイ島でヒーリング!」ブログにてどうぞ!

PS2: 彼の本が日本語に訳されているかアマゾンで調べていたら、ありました!
ご参考まで☆

虎を抱いて山に帰る―太極拳の本質虎を抱いて山に帰る―太極拳の本質
(1991/07)
ツォンリャン アル・ファン

商品詳細を見る

スポンサーサイト

3年ぶりのエサレン。

お昼前にサンフランシスコを出発。
午後遅くの黄金色にキラキラ輝く光の中、
山が海に迫り、絶壁の下に太平洋が激しくぶつかるのを
眺めながら、モントレーからエサレンまでの
くねくね道を、その美しさにため息をつきながら
走って来た。

空には、次から次へと鳥が現れて、見守られていること、
エサレンへの道が私を歓迎してくれているのを感じる。
ふと、見上げた西の空の雲が驚くほど虹色に輝いていた。
エサレンでの時間、どんな時間になるのだろう。

太陽が海に落ちて行く時間に到着。
エサレンはいつもどおりに迎えてくれた。
ジャスミンの花の香りが風に漂っていて、
ガーデンや畑の花や野菜達は、キラキラと揺れている。

plants_1.jpg

今回のエサレンは、日曜の夕方に到着して、金曜の午後まで。
5日間のワークショップ。

エサレンは、60年代前半の設立から、その時代の
先端を切り開いている光り輝くパイオニアたちを
引き寄せてきた。 その交流から、さまざまなものを
生みだしてきた場所。

garden_3.jpg
<山が海に迫っていてその間に気持ちよくエサレンがある感じ。
建物は美味しいお食事を出してくれるダイニングルーム>

東洋の哲学をアメリカにもたらした先人の一人、
Alan Wattsや、神話のパワーを人々に再び思い出させ、
ジョージルーカスが、スターウォーズを生み出す種を
まいた Joseph Campbell、ボディワークでは、
ロルフィングのIda Rolfが滞在して、施術をしたり、
教えたりしていたし、心と体をひとつにまとめる
流れるようなストロークが特徴のエサレンマッサージも
そんな中で生まれた。心理学ではゲシュタルトが大きく
育った土地でもある。

精力的に世界平和/紛争解決に力を注いでいる
プロセス心理学/プロセスワークのAmy & Arny Mindellや、
Carlos Castaneda、 Deepak Chopra など多くの素晴らしい
講師達がここで教えてきた。

パイオニア達、自分やまわりの世界を理解したいと願う
人達が集まって、語り合い、学び、理解を深めて来た場所。

今回、私が参加するワークショップのリーダー
(講師や先生ではなく、エサレンではグループを率いる
「リーダー」という言葉がよく使われる)は、
Chungliang Al Huang。

w Chungliang

ヒッピームーブメントの全盛期、エサレンが今よりも
もっとワイルドだった時代から、彼の親の世代にあたるような
パイオニアたちにインスピレーションを与え、一緒に
教えて来た、中国で生まれ育ち、アメリカの大学に進学した、
昔の中国と現代のアメリカの二つの文化を繋いでいる存在。

彼が太極拳を教えるのは、「型」を学ぶためのではなく、
型を感じ、体感することで、いかに自分の体やエネルギーを
感じ、そのエネルギーの流れとともに生きるか、を
生徒達に体感させるため、と私は感じた。

彼の太極拳は、目から鱗!そして、笑いと感動。
深くさまざまなことに思いを向けさせるもの。

46年前から、渡り鳥のようにエサレンに戻って来ては、
教えている彼。エサレンには、素晴らしい先人達の名前が
ついた部屋や、建物があちこちにある。
そんな先人たちが、すでに先の世界へ進んでしまった後、
エサレンの中に名前のついた場所をもちながら、まだこちらの
世界にいて人々を導いている唯一の存在、でもある。

エサレンでは、朝食前には、ヨガや気功、ダンスなど
さまざまな「ムーヴメント」のオープンクラスが開かれている。

Taiji-Morning.jpg

太平洋を180度見渡せるプールサイドのデッキでの
彼の太極拳のオープンクラスはエサレンの伝統になっていて、
このデッキに、彼の名前が付けられている。

太極拳には興味がないから、と、まったく参加する気が
なかった私も、5年前、日を追うごとに、参加者が増えて行き、
笑いやエネルギーがバブルのようにグループから溢れてくるのを
目にして、好奇心を抑えられなくなった。

「上に広がる空に自分を広げて~ 足の下にある大地を感じる。
さぁ、目の前に広がる太平洋に自分を開いて~ 
太平洋を自分の中に取り入れるよ~ 
あ!違う、違う、太平洋を小さくして、自分の胸に
入れるのではなくて、自分を太平洋よりも大きくして
太平洋を取り入れるのだよ」

太平洋を小さくして、は、まさにその瞬間に私が
気付かないままやっていたことだった。

Taiji-sunset_3.jpg

動作としては、開いた両腕、両手を自分の胸のほうに
もってくる、「集める」動作。だけれども、その時に、
意識すべきは、どうやって、集めたものを自分の中にいれるか、
ではなくて、どう、自分を成長させて集めたものが
全部、入るようにするか、だった。
太極拳が、どういうものか、そのパワーを感じて、
衝撃を受けた瞬間だった。

その後、型を練習することはないものの、彼がシェアしてくれた
太極拳は、身近なものになり、例えば、フラを踊る時に、
太極拳とのつながりを感じたりする。

今回のワークショップで、彼の動きを見て、話を聞いて、
「型」をリードする時の、比喩やストーリーを聞いていると、
たくさんの「あ!」や、「あ~」が溢れてきた。

クラスの後に、ノートに書き留めようとすると、
まるで目覚めた瞬間は覚えていたけれども、
朝ご飯の後ではもう覚えていない夢のように、
指からすり抜けて行く。

私は、彼から、今回、何を学んだのだろう?

ワークショップが終わり、しばらく経った今の時点での
感想は、体が驚くほど軽やかになり、人生は旅であること、
そして、太極拳を通して、世界と新たに繋がる感覚を得たこと。

garden_2.jpg


次の日記では、ワークショップ日々の中でも印象に
残ったある日の体験をシェアしたいと思います。

最後まで読んでくださって、ありがとう!
Mahalo nui loa!

Keiko

プロフィール

Keiko

Author:Keiko
ビッグアイランド~ハワイ島は、まだまだ大自然が残り、活発な火山活動が続く、エネルギッシュな島です。その中でも、溶岩が海に流れるカラパナがあり、天然の温水プールがあり、パパイヤ畑から、牧場からジャングルまで、さまざまな緑に溢れるプナというエリア。ハワイ島&ハワイ州の最東端であるクムカヒ岬の近く、カポホという土地の丘に住んでいます。子供の頃に、憧れていた自然の中でたくさん時間を過ごせる暮らしです。

日々の生活で感じたことや考えていること、ハワイ島のさまざまな自然、ハワイの人々の考え方や生き方、庭の果物達のことや、長年かけて作っている家のこと、行っているさまざまな活動のこと、などなどをシェアさせてくださいね。

マッサージができるセッションルームを、と作り始めた家が、どんどん成長を続け、ワークショップやリトリートが出来るスペースを含む家となりました。

庭で取れた果物など、地元のオーガニックの食べ物を食べながら、宿泊ができるスペース「Hale Lōkahi」も加わりました。「Hale Lōkahi」の詳細は、下記『ハワイ島でヒーリング!』ブログをご覧下さい。

将来は、庭仕事など大地に触れながら滞在できるファームステイもしたいなぁ、同じような思いを持つ人々が集まれる場となるといいなぁと、願っています。

”Hale Ho'oponopono Olakino” ウェブサイト、久々に更新しました (笑) 

良かったら、姉妹ブログも訪問くださいね!

ハワイ島でヒーリング!:
http://ameblo.jp/hawaiihealing (下のリンクコーナーからワンクリック!)

ハワイ島のキラキラを伝えたくて、サンキャッチャーやペンデュラムを作っています。ブログは更新がとても少ないですが 笑

ヒーリング・クリスタル 
 from 虹のハワイ島♪ 
http://ameblo.jp/rainbowcrystals (下のリンクコーナーからワンクリック!)

訪れてくださって、ありがとうございます。
人々がどんどんアロハの環でつながりますように!

アロハをたくさん込めて
keiko

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索

RSSフィード
リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。